A.全ては具体的な行動、何かに対して何を起こして、次にまた何かに対して起こして、という繰り返しです。何が必要かということも決まっているわけではありません。しかし、発声しなければ始まりません。本はたくさん読まないとできないということではない。やろうと思えば、今日にでもできます。ただ、それをやり続けることを前提として、引っかかってくる問題がいろいろと出てきます。
プロが歌うとはどういうことなのかを歌だけで考えてみてもわからない。プロという定義自体も歌い手の場合は難しいです。自分でやってからみることでしょう。
ピアノやギターなら、まだ明確でしょう。何かを弾いたとき、明らかに技術や才能はわかります。単に弾けるだけとか、長くやっただけでは越せない一つの壁があるでしょう。
ヴォーカルが音大を出て賞を取っていないとできないならば、それが条件になりますが、10代で自己流で歌っていて、いきなりプロになる人もいます。20年30年も一流の先生についていても、下手な人もいます。プロになることが本当の目的かというのも難しいでしょう。