A.確かに歌とスポーツと言うのはとても似ています。第一に言えることは体が覚えるしかないという点でしょう。どんな声が良くないのか、どんな声をだしてどんな体の状態のときにトレーナーは良い声だと言ったかなどですが、これは体と耳が覚えるしかありません。
以前テレビ番組でバトミントンの選手が反対側のコートに並んだ的を的確に射抜いていくといった映像が流されていましたが、これも体が覚えているからできることだと思います。本を見てちょっと習ったくらいでは到底無理な芸当でしょう。何度も繰り返し体に覚えこませてこそ出来ることです。歌も同じです。同じことを何度も繰り返し、体と耳、喉が覚えるしか道はありません。そして短距離の選手のような一発高い音を出す技術も必要な場合もありますし、マラソンランナーのような長時間歌う技術も必要でしょう。体が覚えてこそ技術です。(♭Σ)