A.毎年のことですが、花粉症は我々歌い手にとってかなりの天敵です。目がかゆくなるくらいは何とか我慢できますが、鼻水が止まらないのは話になりません。吸気をおこなうのにも音を響かせるのにも鼻腔はかなりの働きをしてくれます。それが全く使えないという状態では、正直ステージに立ちたくないです。鼻水止めの薬は水分を乾燥させてしまう力が強いので、口腔や喉の水分まで奪ってしまい喉がカラカラになってしまいます。これはこれで歌うことが難しくなってきます。
しかしプロである以上、ステージに立たなくてはいけないので、最低限の花粉症対策を行う必要があるでしょう。加湿器を付ける、うがい、手洗いなど当たり前のことだけでも随分違います。私の場合は洗濯物も乾いたらすぐ取り込むようにしています。長い時間、外に放置しておくと花粉がついてしまい、その洋服を着た瞬間に鼻が辛くなってきます。ちょっとしたことに気をつけるだけでも随分かわってきますので、いろいろ試してみるのもよいでしょう。(♭Σ)