発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q2144.音程の高低で、喉が上がったり下がったりします。

A.お腹から声を出すようにすると、喉は上がったり下がったりしにくくなります。また、ハミングのように、顔や鼻に声をあてて出すようにすると、声が響きやすくなります。
 音程は、息のスピードが細く速くなると高くなり、太くゆっくりになると低くなります。息のコントロールは、音程と直接関係します。声は、声帯の位置ではまだただの「声の素」であって、音色は口や顔などに共鳴して出るものです。そのため、喉のことばかり考えていると、余計に力が入ってしまう場合があります。まずは息の流れに気をつけましょう。(♯§)