A.響きとは、どういう状態のことを言うのでしょうか。響きとは、人の耳に感じるもので、目で確認したり、残しておくことができません。響きは、人の耳に感じるものであり、響く声を習得するには、響く声を聞き分け、感じることができないといけません。響きは声量とは違い、大きさではなく、遠さです。大きい声は、近くで聴くほど大きく、遠く離れていくと小さく聞こえます。これに対して響きは、近くにも遠くにも同じ音量で聞こえることが特徴です。
響きをつくるためには、喉をリラックスして、深い息で遠くに向かって声を出すようにする事です。逆に、自分に大きく聞こえるように声を出すのは逆効果です。声が響いた時は、自分から声が離れていく感じがします。遠くの相手に向かって声を届けるようにいしきしましょう。(♯§)