発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q2402.発声のために体を鍛えるものなのですか。

A.声を鍛えると同時に体も鍛えられていくのです。舞台上ではセリフがなくても、演技はできるのです。だからこそ身体表現が大切になってくるのです。演技を通して身体表現をしていくうちに体が鍛えられ、そして体から出される声の基礎作りもできるのです。
 普通、舞台の公演は上演時間が2時間から3時間です。この時間を最高度の集中力をキープして臨むためには、それなりの体力も必要になってきますし、それなりの体力がなければ務まりません。5年も10年も舞台で演じている役者さんは、集中力もさることながら、体力も人並みではないはずです。