発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q2481.イメージしてしゃべる時に、目を閉じてやってもいいのですか。

A.トレーニングの段階で、イメージを働かせることに、慣れさせていくということならば、あり得ます。短い文章を使って、目を閉じて、映像イメージを思い描き、何度もその文章をしゃべっていきます。そして慣れてきたら、目を開けていきましょう。

 基本的には目は開けた状態で、頭の集中でイメージして、しゃべっていきたいです。
またナレーションの場合は、自分自身を見られることがないため、目を閉じて話していても、問題はないかと思いますが、俳優として自分自身が出ている場合は、目を閉じるということで、演技にいろいろな意味が出てきてしまいます。その演技の内容に適した形で目を閉じるのなら問題はないのですが、ただイメージをしようとして、目を閉じていては、適切な演技できません。
できるだけ目を開けた状態で、イメージを働かせて、しゃべる練習をしていきましょう。