発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q2485.体、または腰に負担のかかった発声の仕方がつかめません。

A.無理に腰や背中に息を入れようとしないことです。まずは前のお腹に息を入れることに集中していきましょう。そして徐々に横腹も動くようになり、後ろ腹(背中下)も動くようになってきます。腰や背中を意識しすぎると、逆に力が入ってしまいます。結果として、その部分(後ろ腹(背中下))が動くようにしていきましょう。
腹式呼吸」→「体の集中心」→「体が鳴る」
背中と感じるのは、「後ろ腹」のことです。腰の筋肉自体を動かすのではなく、あくまでも「前腹」→「横腹」→「後ろ腹」の順番で動いたうえで、後ろが動くのです。決して背中の筋肉が動いているのではありません。
最初に戻りますが、まずは前のお腹に息を入れることに集中していきましょう。