A.先日、日本人でありながらドイツの国立ブレーメン音楽大学教授のレッスンを受講し受講されていた方々のレッスンも聴講してきました。
中には某有名音楽大学の教授や日本の第一線で活躍されている方々の姿も見えました。
その中で共通して多くの人に言われていることの一つに「ア母音を明るくだせ」ということがありました。
アの音がオに聴こえてしまうことが多すぎるということのようです。特に低音域で声を押して暗くなっているパターンが多いようです。
理由の一つとして声帯を薄く使えていないということを仰っていました。声帯を厚く使うと疲労も激しい上に響きも下がりやすいということのようです。
その為にも大きな声に頼るなと言われていました。
声量に頼らず響きを追い求めていくことが声の芸術だともいわれていました。(♭Σ)