発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q2649.英語で歌の練習をしていると、日本語で歌っているときより、腰周りがきつく感じられるのですが、大丈夫でしょうか。

A.大丈夫です。普段よりもしっかり体を使って声を出している証拠だと思います。腰周りが痛くなったり、みぞおちが痛くなったりしたら、力の入れすぎでよくないと思うのですが、きついぐらいでしたらトレーニングとしては正解だと思います。
 また呼吸の際に腰周りを固めすぎないように注意しましょう。息を取り込んだときはお腹が膨らみます。息を吐くときは徐々にお腹がへこんでいきます。必ずお腹が動いていることを確認しながら練習していきましょう。もちろんイメージ的にお腹を張るとか、お腹をキープするということはあるのですが、あくまでイメージです。イメージを意識するあまりに腹筋で固めないようにしましょう。
 英語の原曲も聞いていると思います。発音よりも発声(歌手の声のひびきや声質)を聞いていきましょう。ひびきを真似することで、自分自身の声のひびきもよくなってきます。