A.相手との距離感・・・自分の中だけで完結していたのでは、声を届けることはできません。相手をイメージし、(実際に相手がいるのであれば、その相手に向かって)声を出していきます。相手との距離感を感じることで、リアルなことばになってくるのです。
また相手との距離感の違いも感じていきましょう。近くにいるのか、遠くにいるのか。このイメージの違いによっても、表現のニュアンスが違ってくるはずです。
空間イメージでの距離感・・・大きいホールなのか、小さいホールなのか、お客さんは多いのか、少ないのか、そういった空間をイメージすることで、出てくる声も変わってきます。イメージのない状態で声を出すことのないように、常に何らかのイメージのもとで、声を出していきましょう。