A.声の調子にはいろいろな要素がかかわっています。体調、喉の潤いや乾燥、発声法の良し悪し、姿勢の良し悪し、などさまざまです。経験値が上がってくると、調子が悪いときになぜ悪いのかがわかるようになってきます。自分の体や癖などを自分でよくわかるようになることも大切です。あとは、よい声が出ているときというのは、多少発声法にずれが生じていてもある程度の声が出るので、ずれに気づきづらいということがあります。とくに、新しいテクニックを取り入れて一時的にうまくいき始めたときは、逆に新しいテクニックに比重しすぎてベースの大切なところを疎かにしがちな人が多いように思います。そのように、原因というものは、経験の中で自分で気づいていくものだと思います。(♭∀)