A.発声等の練習と本番は分けて考えていきましょう。本番では発声のことを考えずに歌っていくことが大事です。歌の内容に集中し、お客さんの前でパフォーマンスすることに集中していきましょう。発声は本番では意識しなくても自然に使えるように、トレーニングとして徹底的に叩き込んでおきましょう。
発声を意識してしまうと、声のことや楽譜のことが表に出てきてしまいます。これでは表現になりません。お客さんにとっても迷惑なことです。
また本番を振り返り、改善すべきことがあったならば、発声等を含めたトレーニングで、もう一度チェックし直し、改善していきましょう。そのための発声です。
チェックは録音したものを聞くことがよいです。本番は本番に集中し、あとで録音したものを客観的に聞いていきましょう。