A.福島先生の本の中に『自分の声は一生分からない。第三者に聞いてもらう』という一節がありました。まさにその通りでして、ご自身の声を録音されたことがあると思いますが、自分で聞こえる声と人に聞こえている声とは違うのです。歌とて同じです。 自分がよく歌えていると思っていても、他人には違う音で伝わっているのです。ですから第三者の判断が必要なのです。ですが、これも好みがありどの意見を参考にするか悩むところです。しかし、ポピュラーですから型がない分、好きなように歌うのもよいでしょう。 しかし私のレッスンでは深い安定した声・小さなPの音でも密度のあることを求めます。あとはご自身の判断となりますので、求められることと出したい声をしっかり理解し判断していくことが重要になります。