A.確かに声を使わない仕事はない、といってよいほど現代はコミュニケーションが重要な時代になってきています。いつどこで声を休めるかというのも課題ですね。
普段の仕事のときに、発声法を活用してみたらどうでしょうか。つまり日ごろからひびく楽なポジションで声を「使う」というより、「鳴らしていく」という考え方です。何となく声を出しているのではなく、ここは言いたいというころにアクセントを付けてみたり、リズムを付けてみる感覚で「語る」のです。
欧米の人の会話をよく聞いていると、皆ペチャクチャ「話す」というより朗々と「語る」ように聞こえてくるでしょう。姿勢もしぜんとまっすぐよくなってきますね。声を出すときに外国人になってください。映画を観たりしてイメージをつかんでみてください。周りの人も声の変化に気が付くはずです。