発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q3275.お客さまを呼ばなければならないことにギャップを感じます。アマチュアだからこそ、音楽を商売的に使っている人にはわからないものが見えるのでは?プロを目指すことは音楽をする上で邪魔な考え方なのでしょうか?

A.理想は、歌の魅力で多くのお客さんが集まってくれることです。だからこそ歌に対して真剣に取り組んでいくことです。努力していくことです。そういった歌に対しての努力を積み重ねつつも、人を集めるということも必要だと思います。
ライブハウスによってはチケットノルマがあったり、事務所が集客をしてくれたり、事務所に所属していても自分で集客をしなければならないこともあります。
結局プロも、アマチュアでも、集客は必ず誰かがするのです。音楽に対しては、プロとアマチュアで分けるのでなく、その人しだいということです。
まずは原点に帰って、人を集めて、その前で自分の歌を聞いてもらうという素直な気持ちも必要だと思います。
人を集める努力をしたことも必ず歌に生きてくるはずです。人間的に強くなったり、営業することで自分自身をどう売っていったらいのか、自分の売り、魅力も発見できるはずです。歌を聞いてくれた方々が感動して、またライブに足を運んでくれるよう、ますます魅力的な歌を目指していきましょう。