発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q3415.音楽の勉強は声の役にたちますか。

A.声優志望やアナウンサー、音楽以外の目的でヴォイストレーニングをするかたも、もし余裕があれば音楽を勉強することは特にお勧めします。なぜかというとまず、音楽でリズム、テンポなどが重要な点と関わりがあります。音楽ではテンポがどのくらい遅いのか、又は早いのかということにとても敏感でなければなりません。このテンポ感リズム感を養うことは、会話の早さやリズムを計算する上でとても役に立つものです。もう一つは、音程間です。会話の中でのピッチは、音楽のピッチに比べると周波数が一定しておらず、音の高さがわかりづらいということがありますが、おおよそドレミファソラシドのどの高さを中心に会話の声を設定するかということに慣れることは、表現の上又は会話のテンション設定の計算をすることができるようになります。(♭∀)