発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q3601.歌を習っているのですが、ライブ活動もしたいと思っています。しかし1歩踏み出せずにいます。また歌が完璧にうまくなってから活動しようとも思っているのですが、どうしたらよいのでしょうか?

A.誰もが「歌がうまくなってから」と思うのですが、プロの方でさえ「うまくなった!完璧だ!」なんてことは死ぬまで思わないのですから、それを待っていたら、一生プロにはなれません。そうではなく、「うまくなりたい。自分はまだまだだ。」と思って努力していくことが大事なのです。

ですから完璧ではないけれども、活動は同時進行でやっていったほうがよいのです。

勇気をもって1歩踏み出してみましょう。最初は精神的にも大変だと思うのですが、1歩踏み出して活動したとたんに、次から次へと活動が増えていきます。そういうものなのです。ですからまずは最初の1歩が大事なのです。この1歩をなんとしても全身全霊で乗り越えるように頑張っていきましょう。

また失敗を恐れてはいけません。今はどんな失敗をしようが、すべてが成功のもとなのです。失敗を糧にして、成功へ導いていけるのです。ですから怖がらずにどんどん失敗していきましょう。失敗がなければ成功もないと思って、どんどん挑戦していきましょう。

ライブ活動で大事なことは、人前で歌うということです。人前で歌うということは、何よりも大切なことです。レッスンだけしていても、結局は人前でパフォーマンスして、お客さんを感動させられなければ意味がないのです。だからこそ人前に出る機会を作っていくことが求められるのです。またライブでなければ感じられないこともたくさんあります。ライブで得たものこそが、今後の人生の糧になっていくのです。

またライブでは人を集めたり、スケジュール調整をしたりと、社会経験になる面もあります。

とにかく悩んでいる時間があるのなら、ライブハウスに連絡をして、出演する日を決めてしまうことです。決めてしまえば、もう前に進むしかないのです。(♭∞)