A.ポピュラーは正しい発声というより、表現したいように自由に歌う場合がほとんどです。正しい発声だからといい歌になるとは限らないジャンルです。
時に歪みのある声やシャウトしたり、様々な声を使います。そういった場合、クラシックの発声練習で培われた基礎は後ろ支えのように護ってくれます。
水泳の後の整理体操や、走る前のストレッチに似ています。ポピュラーだと、時に喉に負担のかかる声を効果的に使う場合もありますが、そういった声を使う前に、充分に声帯をストレッチしておくと、終わった後の反動や疲労も最小限に抑えられると思います。(♯Γ)