A.日本の発声事情は、どう考えても遅れていると感じます。その大きな原因の一つに、教師がバージョンアップしない事があると思います。様々な情報の中から、より良い、有益な情報を選ぶ事は、必須だと思います。生徒はそれを見抜く能力を身につける必要があるのではないでしょうか。歌は一生勉強であると、故マリア・カラスは言っています。発声を教える教師も、常によい発声とはどういうものなのか、どう教えれば生徒に伝わるのか、ということを考え、進化し続けるものです。方法を確立した気になって、バージョンアップをしない教師は、教師として成長はしないと思います。それに伴い、生徒の皆さんも、教師の変化に対応できるスキルがあれば、とてもよいレッスンを長く続けることができると思います。(♭∀)