A.一人で練習し続ける。これほど声にとって怖いものはありません。前回も書かせていただきましたが、声というのは出している自分が聴いている声とお客様が聴いている声は違います。ですから常に第三者に聴いてもらえる状況を自分で作り出さなければいけません。
例えば人によって声が上ずりやすいひと下がりやすい人といますが、音程が分かっているのならばこれは発声の問題とつながってきます。
しかしこれは自分一人ではなかなか見つけられない問題だと思います。
なので常に自分一人で練習するよりもレッスンに通った方が全然効果が違うということです。一人でも練習しないよりした方がよいのですがイタリアの古いタイプの先生だと「一人で練習すると変な癖がつくから一人で練習してはいけない」音程もコレペティにみてもらうよう生徒に伝える先生もいるくらいです。少し強引に感じることろはありますが、確かに一理あり否定もできません。練習がダメというよりは一回のレッスンをそれほど大事にしてほしいということです。(♭Σ)