A.基本的にはしっかりとした支えと息の流れにつきると思っています。しかしこれはなかなか上手くいきません。レガートで歌うと言うのは声楽の一生の目標かもしれません。パヴァロッティやティートスキーパ、市原多朗などの録音を聞くととても信じられないような声とレガートでうたいきります。
これができるようになったらと思うときっと一生歌っていける気がします。特にバロックからベルカント時代の作品にはレガートがとても要求されます。これはヴェルディにも言えることです。ヴェルディはあまりベルカント作品には加えられませんが、ヴェルディの作品こそレガートさがないと歌えない作品ばかりです。とてもプッチーニやマスカーニ、レオンカヴァッロとヴェルディが一緒だとは思えません。
自分の中でのレガートと人が聞いているレガートは違うので声をきいてもらうしかありませんからレッスンが必要不可欠になると思います。(♭Σ)