A.もともと、トレーニングの目的が「吐く力をつけること」にあります。まずそれを念頭において下さい。
トレーニングとは、すぐにできることをするのではなく、少し負荷をかけて不自由なことをすることに意味があります。
「これをすれば~がすぐできるようになる」という、ノウハウを伝授することはトレーニングではありません。
少しの息でたくさん吐けるように「身体を鍛えるメニュー」なのです。
トレーニングには、過程と段階というものがあります。少しの息しか吐けないことは当たり前です。
言ってしまえば、息をたくさん吸いたいなら吸えばよいのです。
しかし、それではトレーニングの意味がないのです。
例えば、バレエのレッスンで、姿勢正しく・膝を曲げないように足を上げようとしても高く足が上がりません。姿勢を悪くして膝を曲げると高く足があがります。どうしたらいいでしょう、という質問と同じことです。(♯Γ)