発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q4139.歌唱における発音(外国語)の学び方について(3)

A.まずはしっかりと口を開けて明るく発音することを徹底してトレーニングすることをお勧めいたします。日本語は歯を閉じた状態でもなんとなく喋れてしまう言語ですがその他の国の言葉はそうはいかないことが多いです。
しっかりと開けて喋りましょう。日本語は英語、伊語、独語、仏語などに比べるととても浅い言葉なので深さは必要不可欠です。特にU(う)の母音は明らかに違うので注意が必要です。
日本語のウは発音的にイに近いのですが外国語のウの母音はオに近く、オよりも深いです。ウが出来ない方はまずオからトレーニングしましょう。ウがうまくいくと喉がさがり深いポジションで発音できるようになるのでうまくいくと思います。(♭Σ)