発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q4140.歌唱における発音(外国語)の学び方について(4)

A.まず外国語の歌を歌う場合には母音の深さと鳴りが必要になってきます。日本語の浅さは特殊と思ったほうがいいかもしれません。まずは歯を開けて大きな声でしっかりと喋ることが大事になってくるでしょう。そして辞書とどれだけ向き合うかも重要です。外国語には明確なアクセントがあります。このアクセントをハッキリしゃべらないと外国語にはきこえません。
ただブレーメン音楽大学教授の小松英典先生にレッスンを受けた時に「日本人は子音をやたらとたてすぎると、子音を強く立てていると外国語っぽい、と思っているからそれではうまくならない」と仰っていました。(♭Σ)