A.外国語となると単語や文法などに目が行きがちです。もちろん歌っている内容を知るためには必要なことですが、歌唱においてはそれよりも大きい観点で捉えることが大切です。一つ一つの単語にはアクセントが存在します。しかし、一つのフレーズのなかでそれら全てを立てていたのではフレーズ感がなくなってしまい、逆に何を言っているのか伝わらなくなってしまいます。一つの文章の中でどこに重きを持っていくのかを意識しなければなりません。その為にもちろんその言語の歌唱を聴きこむのもよいのですが、ネイティブの人による朗読を聴くのも良い勉強になります。何度も繰り返し聞いているうちにその言語独特のフレーズの持っていき方に気付くはずです。まずはその言い回しをまねすることからはじめてください。(♯Λ)