A.様々な角度から聴くことです。声に関して言えば、歌い手さんがどう体を使って声を出しているかを想像することです。呼吸法、支え、音程、発音(子音母音)、ビプラート、息継ぎ、リズム感、伴奏との兼ね合い、筋肉の弛緩具合、内面表現、表現のデフォルメ…。
そして真似をしてみることです。
そうやって聴いていると、歌い手さんの癖や苦手な面が見えてきます。
上手な人の歌ばかりでなく、欠点やクセのある人の歌にも耳を傾けてください。上手な人の歌は真似をするにはいいのですが、意外と完璧過ぎる声はその人がどうボディを使っているか想像しにくく、勉強になりにくい場合も多く、ちょっと癖や欠点のある人の歌を参考にすると良くも悪くもボディの使い方が想像しやすいです。そして自分に重ね合わせて省みながら訓練してみてください。(♭Д)