A.モーツアルトやイタリアオペラの中にでてくる音程つきの台詞のことをレチタティーヴォと言います。これができないとイタリアオペラは歌うことが出来ません。特にモーツァルト作品はドラマがレチタティーヴォですすんでいくのでドラマを動かす意味でも大変重要な役割をしています。日本人はこのレチタィーヴォが苦手だとよく言われます。日本人の几帳面な正確では小節線を無視したり拍を無視するレチタィーヴォは簡単には理解できませんし表現することが難しいのです。まずはひたすら読む練習を繰り返すしかありません。正しいイタリア語のアクセントで正しくしゃべる。これだけをひたすら繰り返すのです。そのうちに次第にしゃべれるようになってきてはじめて音程をつけるのです。喋ることをせずに音程をつけるのは初心者は絶対にやってはいけません。変なクセがつくだけです。このレチタティーヴォができてくると息が流れ始めるので歌唱の部分でも役にたってきますよ。(♭Σ)