A.オーディションはいつあるかわかりません。またプロダクションによって、求めている曲が様々でしょう?
ですから、その時のために、日ごろからジャンルの違ったいくつかの曲を練習しておくと良いと思います。
確かにまだ身体の使い方を覚えている段階だったり、発声で戸惑いがあったりする場合は、曲を練習することに不安を感じるかもしれません。でも、先のことは誰にもわかりません。
突然チャンスがやってきて、人前で歌ったり、デモテープを提出するようなこともあるかもしれません。
その時に焦らないよう、充分準備をしていなくてはいけませんね。
日ごろのレッスンではなかなか曲まで行かなかったとしても、常に、「この曲を歌いたい」「この曲を習いたい」、と思う曲の楽譜とカラオケを用意しておくと良いでしょう。
すると、発声練習でできなかったこと、わからなかったことが、曲を通してわかったりできたりすることもあるのです。
まだ完璧にできないうちに、あれこれジャンルの違った曲を練習するのも怖いかもしれませんが、1曲目でできなかったことが、2曲目でできるということもあるかもしれません。
ですから、基礎訓練だけに捕らわれず、また1曲だけに捕らわれずに挑戦してみることも必要です。レパートリーが増えると、それは自信にもつながりますよ。(♯Å)