発声と音声表現のQ&Aブログ

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Q4986.日本の歴史にも癖のある声がいろいろとあるのですか。

A.浪曲の浪速節や落語漫才の上方に使われるイキミ声、時代劇での「拙者は」という渋い声、浪曲声や荒れた声のドスの効いているつめた声などです。
イキミ声とは、出産時のときにイキむように、口の中からのどをしめつけて、胸を圧迫したときの声をいいます。
渋い声も、胸、のど、あごが力んでいます。
それぞれにさまざまな要因がありますが、特につめた声などのダミ声は、声の使いすぎや空気の悪いところでの発声、酒やたばこが原因になります。発声障害なら治療の必要があります。(♭ё)