発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q5015~5017.トレーニングは立ったまま行うのがよいのですか。

Q.トレーニングは立ったまま行うのがよいのですか。

A.目的やレベルにもよります。案外と立ち姿勢は難しいものです。座ったり、寝転ぶところから行うほうがわかりやすいようです。腹式呼吸や共鳴なども、さまざまな姿勢を試してみてください。歩きながらでも手、足、首を動かしながらでも、人によっては効果的です。

 

 

Q.前屈して呼吸や発声をするのは、なぜですか。

 

A.前屈に前腹を圧迫することで、サイドやバックの筋肉、横隔膜が全体的に使われやすくなるからです。だらりと頭を下げさせる人もいますが、私は、血が上がらないように、床と水平にさせています。

 

 

Q.姿勢をよくする筋肉とは。☆

 

A.重力に抗う筋肉を考えてみるとよいでしょう。背筋を伸ばす脊柱起立筋、ふらつかないためには前腹の方の腹直筋、足の大腿四頭筋(だいとうしとうきん)、腓腹筋(ひふくきん)、ヒラメ筋などです。