発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q5043~5045.発声の練習は、老いを防ぎますか。

Q.発声の練習は、老いを防ぎますか。

A.呼吸や発声、発音は、新陳代謝もよく、アンチエイジングに向いています。表情筋も使います。歌手の顔は、年齢よりも若くみえることが多いですね。

Q.笑いは声や健康によいのですか。

A.口元の横上の笑筋は笑顔で動きます。また、笑うと副交感神経が働きます。Tナチュラルキラー細胞が活性化することも実証されています。さらに、声に出すと脳内のRAS「網様体賦活系」が活性化するのもプラス要因です。

 

Q.笑い声は大きいと思うのですが、それは歌や発声に有利ですか。

 

A.心身がリラックスできて、よく息が吸えて吐けているのですね。笑いすぎて痛くなるほどの筋肉が、どんなに笑っても痛くならないくらい鍛えられているのなら、ヴォイトレの結果もよいですね。ドックブレスでもロングトーンでもすべてはそのためのもの。スタッカートやビブラートのためでなく、声の支えのためです。