発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q.「もしもし」はどの国も共通ですか。

Q.「もしもし」はどの国も共通ですか。

A.「もしもし」は、国により違います。「ハロー」(英)、「アロー」(仏)、「ヨボセヨ」(韓)、「ウェイウェイ」(中国)、「アリョー」(ソ連)、「プロント」(伊)など。「ハロー」は、エジソンが自ら発明した電話器で、最初に使ったことばです。(♭ф)         

Q.ホーミーは、なぜ2つの声が聞こえるのですか。

A.モンゴルの歌唱としで有名になったホーミーは、同時に二つの高さの声が聞こえるものです。本当はトゥバ共和国の方が元(本場)らしいです。低い声のうなるような声はドローン、高い声ではメロディが奏でられます。普通の歌と違い、のどの奥で、低い共鳴をつくり、その倍 音を口内で、舌でさらに強調してその結果、一つでなく二つの声に聞こえるわけです。この場合、舌の動きがポイントです。(♭ф)
 
Q.女性にはホーミーは向いていませんか。

A.低い声と異なる共鳴をつくるため、声帯が短く口内の狭い女性では難しいのはたしかです。そのために、あまりいないのかもしれません。メロディについても、ヨナ抜き長音階となっているといわれています。(♭ф)