発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q.フレーズのデザインのために、「こういうのを歌え」というのはありますか。☆

Q.フレーズのデザインのために、「こういうのを歌え」というのはありますか。☆

A.どの歌でも練習の課題として、自分がデッサンを描くための、スケッチの対象としてみるとよいのです。人間を描くのもいい。静物から描いてヌードから入る。ヌードから入るのは、人間の骨格や肉のつき方を知るため。彫刻では、筋肉がむきだしになるような、モデルさんにとってはつらいポーズをとる。そうすると骨や肉のつき方がよくわかって、デッサンとして差が出る。まっすぐに立っているようなものを描いても、そこには技量があまり出てこない。こういうごつごつしたもの、が基礎になっていく。これを歌えばよいということではなく、そういう大曲、メリハリの大きい歌でデッサンの勉強をしたほうがわかりやすいということです。曲のリストは、音楽之友社「読むだけ…」に収録。(rf.フレーズでの選曲)(♪)