発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q.レッスンでの生徒の声をみて、成果がわかるのですか。

Q.レッスンでの生徒の声をみて、成果がわかるのですか。

A.生徒の声単独では無理ですが、過去との比較という、トレーナーと生徒との関係でみると大体つかめます。トレーナー自身が述べるのでは、まだまだ不完全、かつ、主観を逃れられないのです。生徒の体験談なども、主観そのものです。そこで私は、トレーナー―生徒を一つの枠として、しかも複数名でみていくことにしたのです。最低でのトレーナー2人の見方を知ることで、より正確に把握できるのです。

 

Q.ヴォイトレのプロセスについて、お聞きしたいのですが。

 

A.私のところのレッスンの共通のパターンで述べると

 

1、発声以前のアファメーション 心身とも準備する

 

2、発声に関する感覚、イメージの構築とその実践(発声)

 

3、実践のチェック判断と改善およびそのマスター

 

4、レッスンの復習、トレーニングでの体得

 

さらに加えるなら、

 

5、状況に応じた応用のパターンの習得とフォロー

 よい発声を生み出せる身体づくりにつきるということです。

 

Q.声のケアはどういう次元で行うのですか。☆☆

A.私は生理、心理、精神に分けています。生理としては、音声医、心理はカウンセラー、精神は精神科で投薬なども含みます。これらは、ヴォイトレに広義の意味では入っていると思います。さらに、体、フィジカル面もあり、パーソナルトレーナーや整体師が、精神、メンタル面では、モチベートやプランニングなどメンタルトレーナーが扱うところです。ここではヴォイストレーナーが関わっています。(♯)