A.聞いているつもりでも聞けていないことは多いのです。「よく聞け」というのは、集中して聞けということですから、全身を耳にして一言一句漏らさないような態度をとる、態度をみせることが大切なのです。さらに聞いたことを理解する、理解したという反応を示すこと。これは返事、頷きだけでなく、行動すること。これも言われた通りの行動だけでなく、そこから考えて相手の本意を捉えて行うこと、そして、そのように行っていることを表現して示す必要がいるときもあります。つまり、聞くというのは、声やことばを、耳に入れる、吸収だけでなく、それへのレスポンスを伴うということです。(♯)