A.学校にはモンスター・ペアレント、病院ではモンスター・ペイシェントがいらして、ミスに目を光らせているようにも見えます。そのため、どちらもサービス、ホスピタリティの充実に力をいれ、相手に対して、生徒さま、患者さまという扱いになりつつあります。
不快なことに対して過剰に反応して、運営ではひたすら下手に出て、事なきを得ようとしているようで、おかしいことです。学校も病院も、学んだり、治したりすることは、楽しく楽で面白いものではないでしょう。勉強も闘病も厳しい闘いです。何よりも本人のやる気、エネルギーが関わるのです。環境を変えるのはよいことですが、ティーチャーやドクターが媚びていてはどうするのでしょうか。ヴォイトレも同じだと思うのです。今の相手よりも、相手の将来を考えるべきということもあるのです。(♯)