発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q.日本語教師にすぐなれますか。

A.外国人に教える力をつけるには、それぞれの国の言語によって違うので、相手の母語に通じていることが大切なのです。ちなみに、秀でた日本語教師は、相手の言語によって、教え方を変えています。相手の母語にも共通にある音を知り、ない音を中心に教えることが必要です。なぜなら、言語によって、日本語で間違いやすい音も決まってくるからです。

聞こえているからといって、話せるというわけではありません。聞こえても、認識(区別)しないと、話すときに使い分けられないのです。ヒアリングが発音の勉強の基礎となるのは、そのためです。(♭ф)