A.外国人に教える力をつけるには、それぞれの国の言語によって違うので、相手の母語に通じていることが大切なのです。ちなみに、秀でた日本語教師は、相手の言語によって、教え方を変えています。相手の母語にも共通にある音を知り、ない音を中心に教えることが必要です。なぜなら、言語によって、日本語で間違いやすい音も決まってくるからです。
聞こえているからといって、話せるというわけではありません。聞こえても、認識(区別)しないと、話すときに使い分けられないのです。ヒアリングが発音の勉強の基礎となるのは、そのためです。(♭ф)