A.レッスンを受けて日が浅い場合は、トレーナーが言ったことの意味がよくわからなかったり、レッスンで使用する言葉が共通のものになるのにも時間がかかるため、アプローチが必要です。録音をしておいたものを聴いて、その通りに再びやってみることをお勧めします。レッスン中に指摘を受けたことを、その前後で声がどう変わるかを聴き比べていただいて、ご自分の耳を養い、頭で納得することも必要です。その際、鏡を見ることも大事です。トレーナーが言っていた口の開き方、姿勢を保てているか自分の目で確認します。自分自身が、自分のトレーナーになるような視点が必要です。
レッスンを積まれた人は自分の練習の声を機械で録音してみて、それがうまくできているか確認してみることです。一回のレッスンを、ただ経験として流していくか、予習、復習をして「確認の場」としていくかは、受け手の姿勢で変わります。レッスンを充実したものとして活用していくために、毎日、どこかで時間を見つけて練習してほしいと思います。(♯β)