発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q.話を本筋から逸らす時のやり方とは。

A.「ちょっと脱線しますが」「そういえばこんな話があります」、戻す時は、「では、話を戻しまして」「ちょっと話が逸れましたね」など、いつ逸れて、いつ戻ったのかを明示します。

枝葉であるから、常に位置を確認して適当なところで折って戻ることです。何のために枝葉をつけるかというと、幹だけでは色気がないからです。たてまえ、能書きだけでは、わかりにくいからです。幹をより太く通すために、枝葉に逸らすわけだから、そこでわかりにくくなったら何の意味もありません。

その色気は、具体的な体験例でとるのがよいです。そのことで話がふくらみ、興味がより引きたてられるようになります。(Э)