発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q.ハプニングが起きたらどうしたらよいのでしょうか。

A.害のないハプニングは利用した方がよいです。「あらっ、チョークが折れましたね。もうちょっとゆっくり、力を抜いて話せということでしょうかね」「…と、どこまで話しましたかね。たしかここで、いい例が一つあったのですが、ちょっと考えさせて下さいね」「あれは、五時の鐘ですか…」「救急車ってイヤですね。でも…」。このあたりになったら、ノウハウの範囲では語りきれません。自信を持ち、聞き手を自分のペースで引っぱります。その上でハプニングをセンスよく入れると、変幻自在の語りとなります。(Э)