A.練習を聞いていると、楽譜と自分との距離感のみしか感じずに歌っている人がいますが、これでは舞台では客席まで音が飛んでいきません。自分の1メートル先、5メートル先、だんだん慣れてきたら、自分から一番後ろの客席まで声を届けるような気持ちで声を出していきましょう。
完璧な発声、いい響きの音声、明瞭な発音ができていても、その役として、その場面にふさわしい表現ができていなければ、お客様は感動してくれません。相手役とのやり取りあってのことと思います。役柄の感情をしっかり表現できるように努めてみてください。([E:#x266F]β)