Ａ.骨格や口のサイズは千差万別なので、声を出すときの口の形や大きさは人それぞれです。テレビで見る歌手たちの中には、反対に口をよく開けて歌っている人も目にしていると思います。
例えば、最初は好きな歌手の真似から入るのも気づきや発見があって勉強になりますが、最終的には「自分の感覚、自分のベストな状態」は自分の中にしかない（完全に真似できる相手はいない）のです。ですので、他のいろんな歌手が口を開けないので、自分も開けなくていいのではないか、という考え方は理にかないません。
何よりも歌うときは、話すときよりも多くの息を使い、吐く息の勢いもより増します。それを踏まえれば、誰にとっても、歌うのに足りる分の口を開ける必要があるということです。
トレーナーは客観的に見てあなたがよりよくなるためのご提案をしています。どのトレーナーからも口を開けた方がいいとの指摘があるのであれば、ぜひ素直に耳を傾けてトレーニングを実践してみてください。（[E:#x266F]α）
