A.新しい動きを学ぼうと思うと、どこかに無駄な力がはいったりするものです。たとえばレッスンの最初のほうで「喉をしっかり開けましょう」「口を縦に開けましょう」と言われたことがあると思います。しかし、喉の奥のほうを開けようと思ったり、口をしっかり開くことは、慣れていないと、無駄な力を使ってしまったり、力を入れるべきではないところに力みが生じてしまったりするようです。体の軸をブレさせてしまう人もいます。
なにか新しいことをするときは、その動きに筋肉が慣れるまでにそれなりの時間がかかると思って、じっくり取り組んでいきましょう。最初の一回でうまくいくこともあれば人によっては、何か月も何年もかかってしまうことがあります。背骨の連なりや、首の骨の連なり、アラインメントを崩さず、自分の体幹に一本の筋が通っているような意識を崩さないように気を付けましょう。
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