A.何をもって本来というかでしょう。本物の声、しぜんな声、ナチュラルヴォイス、本当の声などというのは、よく使われています。本当の自分の声、正しい声などとも言いますが、これは、その逆を否定することで成り立たせていると考えると少しははっきりとしてきます。
偽り、偽物、ふしぜんな声、自分の声でない声などの反対の声とでもなりますか。より心の問題となってしまっていますね。
自分の声ですから、本来というからには、もっとよい声があるのに出せていないので、その妨げとなるものを取り除いて、素直な出し方を知って出せるようにしようということでしょうか。出せるようにするところでのトレーニングが、ヴォイトレとか発声法と言われるのでしょう。いや、ヴォイトレや発声法を考えたときに、そういう声が出てきたようです。([E:#x266F])