発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q.やや声が疲れていたときの方が、うまく表現できたり、声がコントロールしやすいのですがよいのでしょうか。☆☆

A. 喉が疲れていると自覚があればまだよいのですが、大体うまく表現できるときは、ピークだと思います。私の発声からの判断では、すでにかなり疲れている状態です。このズレを意識できるようになれば、かなりのレベルだということになります。

その日、ベストでも、翌日の仕事に差しさわるようでは困るわけです。そしたらスケジュール管理も考えなくてはなりません。これは経験からしかわかりません。

ですから、若干無理しても、そういうギリギリの限界という線を知っておくことは重要だと思います。それで失敗しても、そのことが大きな学びになります。

ただ練習においては、翌日にベストのトレーニングを続けられるように配慮すべきです。