A.現代の歌い手には、トレーナーの視点から見ると、危うい発声をしている人が少なくありません。かつてならツアー中に喉を壊して脱落していたような無理な出し方でも、不思議と喉を壊さずに世界を回れているケースもあり、昔の常識では測れない部分が出てきています。それが単なる幸運なのか、彼らなりの新しい対応法なのか、歌うことは、ステージでの扱い方次第なので、いろんなフォローができます。現時点で喉を壊さずに活動できているのであれば、今のところはそのスタイルが成立しているといえます。ただし、昔よりも過酷なスケジュールをこなす現代において、いつか限界が来るのか、案外、耐え抜いてしまうのかは、かなり個人差が出てくると思われます。