発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2008-08-19から1日間の記事一覧

Q1430.「地声から頭声への移行」について、頭声を地声に近付けるイメージ(頭の方の響きを胸の方によせてゆくイメージ)で練習していますが、視点はあっていますか。

A.「地声から頭声への移行」は、どちらかに近付けるという目的では使用していません。喉の柔軟性、声の柔軟性を高め、声帯の機能の上昇をうながすことを目的としています。地声はしっかり鳴らし、頭声はチェンジすることを心がけてください。(♭Σ)

Q1431.怒鳴っているのに近いということは、喉にきているということでしょうか。体が使われていないことは、喉をしめつけてしまうとのことですが、体を使うとはどういうことでしょうか。

A.声が奥まったり詰まったように聞こえてしまうのであれば仮に怒鳴ったように聞こえても前に出した方がいい。しかし怒鳴れといっているわけではなく程度問題です。体を使うということだけで言うと誤解が生じやすいですが喉が閉まって聞こえてしまう現実を…