2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧
A.高音をきちんと出せるようになるには、ベースとなる中音域の完成度を日々上げることです。半音刻みで、「どこまではきちんとだせて、どこから出しにくくなるのか」を、確かめて見ましょう。自分で完全にコントロールできる音の、半音上はどの音ですか?…
A.声楽は理想とする声の条件がある程度決まっています。オペラを中心とした作品を原調で歌うという大前提があるからです。広い音域を、マイクなしで歌う声楽には、大きな声を、広いレンジで出すためのノウハウがあります。ですから、ポップスを歌う際も、…
Q519.声変わりして以来、歌を歌うとすぐのどが痛くなります。声がかれたときのような粘膜性の痛みではなく、なんとなくのどのあたりが鈍く痛むんです。40過ぎた今でも同じですが、発声法が悪いのでしょうか?
A.普段話されているときは問題なく、歌をうたうときにのどが痛むということなら、歌う際、音程や節回しに気をとられ、無理な発声になっている可能性が大きいです。息のトレーニングからはじめて、腹式での無理のない発声の感覚を少しずつ身につけいってく…
A.歌い方については、気に入った曲の歌詞を書き写し、そこに抑揚や節回しのポイントを自分なりに書きこんでよく研究してみましょう。発声に関しては、ヴォイストレーニングで声を磨いていきましょう。
A.力は入れないようにしましょう。すべては、呼吸を腹式中心にし、その周辺の機能を高めるために行なうものです。無理せず、しぜんに毎日続けていくことが大切です。おかしな力の入れ方やくせのつくことは不用です。
A.気にしなくてもよいです。最初はできなくてもかまいません。体が変わっていくにつれ、しだいに感覚できることもあります。
A.諸説いろいろあります。スポーツ栄養学などの方が、研究が進んでいるので、書店で調べてみてください。私は健康法と同じく、個人の好みやその人との相性ということで、自由に本人が自分自身の体験で知るようにさせています。
A.ウーロン茶は、油分をとる、つまり、口の中をさっぱりさせます。それをのどのねばりをとるといって、嫌う人がいます。しかし、声帯には関係ないし、冷やす方が悪いでしょう。それでも、それは歌うときや直前のことです。あまりのどに刺激を与えるものは…
A.声楽家に、外側の筋肉がつくので、やりすぎない方がよいという人もいます。しかし、これは専門レベルの話で、一般的には、体づくりとして柔軟と同じく、適度にやるのはよいでしょう。過度にやっているスポーツマンが、歌うのに不利ということもないはず…
A.まず、曲の構成を考えておくことです。あなたがどこでどう感じたかが、伝えるためのベースとなります。次にどう感じさせるかを明確にイメージしておきましょう。 声のメリハリをつけたいときは、どこで声をはり上げるかということも大切ですが、小さな声…
A.トレーニングの目的によります。無理やりということで、すでに間違いが起きやすいし、間違いが起こっているともいえます。よくはありませんが、目的によっては許容することでもあります。
A.私は1アーティスト1ジャンルと考えています。確かに、邦楽でも分野があり、洋楽でもジャンルごとに大きく違っているようにみえます。しかし、私はそこから考える必要はまったくないと思います。あなたの中に蓄積しているように出てくるのですから、誰…
A.特に決まっていません。最初は直角、床と平行になるように、あとはやりやすいようにしてください。あごや頭が出ないようにしてください。
A.いつも声に張りがなく、ことばが不明瞭なのに、歌うときだけよくなることはないでしょう。いつもハキハキして、明瞭にことばを発していたら、歌に入りやすいと思います。ことばのトレーニングは、大きな声でやっていればよくなってきます。もちろん、ば…
A.リラックスを意識した練習と、力強さを意識した練習を、それぞれ交互にやって、自分でつかんでいくしかないでしょう。(rf)
A.歌う前に、曲の内容を理解しましょう。その曲を音楽たらしめているものがわかるまで、解釈しましょう。メロディ、ことばがひとつに溶けて、リズムの動きで流れてくるまで聞き込むのです。そことあなたの感覚をさらに融合するのです。 次に、どこで盛り上…
A.つけません。向けるだけです。(「simple」の「l」、「All」の「ll」など)
A.日本人というのは、大きな声、深い声を出すのが苦手です。日頃からあまり大きく強く出さないために、いつまでたっても、声がしっかりと体についた、魅力的、かつ個性的なものにならないようです。日常レベルにおいて、大きな声でシャウトできないことに…
A.目の前の聴き手を意識すること。同時に、誰に何を、なぜ伝えるのかということが結びついていること。
A.まず、確実に強拍に踏み込んでから、アフタービートにのって放すグルーヴの動きを捉えておきます。音楽、曲、リピート、リズム、グルーヴ、音色中心の動きなどを意識します。 1音の音のタッチに音色が出て、次に2つ目の音との関係で音楽の演奏が始まり…
A.(息を吐き切らせた)支える位置は、吐き切るところで感じとれます。ただし、そこを使えば支えられるわけではありません。体で知るには、もっと息をいろんなふうに吐いて、息吐きについての感覚を広げることです。
A.フレーズとは、一息で言うまでの間、ブレスとブレスとの間を示します。音楽では音楽的にまとまった一つの群を示します。フレーズのつながりによって音にさまざまな表情が出てきます。この場合のフレージングとは、音楽的に聴かせられる音の流れをつくる…
A.ときどき体をほぐすようにしましょう。座りすぎて固めないことです。
A.例えば、一つのことばに対して、次の入るときの感覚を変えなければ、あるいは、その次の言葉を、その前と違うようにしなければいけません。いくつかの重ね方もあるし、見せ方に応じてもあると思います。それをきちんと出していくことはもちろんですが、…
A.高い声というのは、ある意味では技術でもっていけるのです。声帯という一つの楽器を緊張(固く)させたり、短くすることによって、ある程度までは可能です。逆に低く出すというのは、声帯という楽器として定められている部分もあります。両方伸ばしてみ…
A.よく歌い手さんが水泳をやっているというのは、体力づくりと筋肉のバランスをとるためです。肺活量が増えるということでいうのであれば、成人してからは、減る一方です。男性と女性では、1000ccほどの差があります。もし肺活量がヴォーカルの要因で…