2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧
A:仕事などでお客様と接するときの声と、家族に呼ばれて返事するときの声は違うと、自分でもわかると思います。自分がたった今出している声を常に意識してみてください。「自然な声を出すぞ」と意気込んだ途端に不自然になってしまうことは、初めは誰にで…
A:言葉で説明のつくものではありません。例えば、自分の一番歌いたい歌の歌詞を思いきり棒読みしてください。次に想いを込めて読んでください。テープに録音して聴いてください。何がどう違って感じるか聴いてみてください。同様に、一流の歌い手のほんの…
A.好きな音楽を聴いているとき、リズムが合っているかどうかということを考えてはいないはずです。独立してリズムがあるのではなく、リズムは音楽そのものです。そのことを感じ、自分の音楽をより伝えるために足りない部分を強化したいのであって、何も感…
A.ひびきのある声、ない声というのが自分で感じてイメージできるようにしてください。他の人の声、一流のヴォーカリストの声、自分の声をよく聴いてください。聴いて自分なりに判断をつけるとともに、自分が体を使ったときの感覚におきかえる作業をきちん…
A.トレーニングしていてきついのは、自分がやめようが負けようが誰も気にしちゃいないということもあると思います。誰も「そんなこと言わずにがんばってくださいよ」とは言ってくれません。それでもやるのは、自分の中にそれだけの理由があるからです。誰…
A.発声が歌のとき生きるのはよいことです。まず、歌が思うようにいかないのはなぜかというところからトレーニングが始まるのだと思います。発声ができたから歌がうまくなるのではありません。どんなふうに歌いたくて、それを歌ったとき、どううまくいかな…
A.多分、言っている意味は同じで、使うことばが違うだけです。わかりやすい方をとことんやってみるしかないし、わかるまでやるのが練習です。(rf)
A.一流の人から学べということで、ものまねをしろという意味ではありません。選曲についても一流の人の曲を選べということではありません。一流の人のまねができるというのも力があることに違いないですが、それよりもどんな人の曲であれ、自分流に歌うか…
A.のどにきていなければよいです。その分体に負担がきているかどうかチェックしてください。自分の出している声を聴いて、プロの声と何が違うのか感じてみてください。コントロールすることは意志がいることなので、プロの体でない限り、何げなく楽に声を…
A.声や息で、クレッシェンド→デクレッシェンドなどのトレーニングメニュがあるので、やってみてください。息の量というよりも、息の支えとコントロールです。そのメニュをやってもすぐにはうまくできませんが、支える感覚はつかめるかもしれません。小さい…
A.可能だと思います。基本的にポジションは深く、一定にしておくことです。これは高音、中音、低音にわたってすべていえます。ポジション、声の統一です。
A3.これらのことは、感覚をはっきりさせなくてはいけません。ただ、このはっきりとした感覚を身につけるには、いろいろやった上でみえてくると思いますので、焦らず地道にやってみることです。一度に多くのことは学べませんので、一つひとつよく確認し、…
A2.人によって違いますし、考え方や気分にもよります。一流の歌い手がどういう方法でやっているのか調べてみても、一人ひとり全く違います。他人の方法は参考にはできますが、効力があるかどうかは自分にしかわかりません。自分にもっともよい方法は、自…
A.ヴォイストレーニングは、意識的に体や呼吸をコントロールして声を伴わせていきます。いろんな声を一つに捉えて、自分の意識でセレクトできるように器を広げます。声量、声域、音色なども豊かに広げておくことです。つまり、表現のためのデッサンであり…
A.表現、伝えることは最終的な課題であり、教えることのできることではありません。それは、その人の表現を伝えることにはならないからです。プロになるノウハウはいろいろありますが、自分でみつけていくしかないでしょう。結局は、その人間がどのレベル…
A.本気でトレーニングをしていれば、15~20分が限度です。ほとんど、やり方を間違えてしまうでしょう。しかし、たとえ間違えていても、それも含めてやっていかないとだめなのです。そういう時期が必要です。ヴォーカリストは、単純にいうと何かに感動し、…
A.ことばだけで捉えないことです。結局、当人がやったことをイメージに置き換えているのです。自分のなかにあるもの、体験のなかで体のなかにおとして捉えないと仕方がありません。すべて、イメージの世界です。
A.リズムや音程を意識しているからです。自分が好きな歌を歌うときは、音程やリズムの意識はしないでしょう。無意識に瞬時にできることが大切なのです。本来、瞬時にできないということは、ヴォーカリストとしての基本が全くできていないということです。…
A.音によって単純に区別されてしまったり、音色が変わってしまうときは、自分がその段階を超えるまで待つしかありません。(rf)
A.最初は、あまり高音、低音とわけて考えたり、こだわらない方がよいでしょう。このことは、音色の違いの問題と同じで、表現形態の違いです。日本人は、どうしても高音、低音と音域にこだわりがちですが、こだわること自体が声を分離させてしまいます。こ…
A.肺活量の問題とは関係ありません。息のことで考えれば、浅い息で出していけばいくらでも伸ばせるということです。それを深くすれば、時間も短縮されるのです。長く伸ばせるからよいという問題でもありません。何を基準にするのかの問題です。他人と比べ…
A.医学的なことなので、正式なコメントは控えますが、歯並びや舌の長さなど、そのことも含めてポップスの場合、個性にできるでしょう。人と変わったところがあることは活かせればよいことだと思ってもらえればよいです。
A.ポップスの場合はマイクを使用しますので、あまりクリアに抜けなくても他によいところがあればそれで通じる世界です。発音がきれいに聞える、クリアに聞える、ひびきがよいというだけでよいという人は少ないはずです。何をとるのかという問題になります…
A.深い息というものがあるなどとあまり考えないことです。深い息とは、完全にコントロールできる息のことです。一流の人たちは、それがあるため、結果として、声も息も深くなっていくと考えてください。トレーニングとは、一つのことをやるときに、すべて…
A.体の準備も必要ですが、一番の問題は感覚の問題でしょう。1、2年目は、フォームをぎごちなく思うのと同じで、力を抜いてやるのは難しいでしょう。固さが抜けてできるときを、しっかりと感じとりましょう。
A.低音域で胸のひびきばかりトレーニングしていると、中・高音域はすぐには期待できません。しかし、低音域の歌で活躍しているヴォーカリストもいます。自分がどういうスタンスでやっていくのか、自分のことを知っていく必要がありますし、また今すぐ決め…
A.しぜんに出てくるものではありません。オリジナリティは、意識的に形どっていかないとなりません。オリジナリティとは、ある歌を聞き、自分のなかにすべてとり込んだあと、自分ならこう歌う、この歌い方は許せないというところに出てくるものです。そう…
A.歌とはそんなものと考えて、それに合わせてトレーニングするからそうなってしまうのです。トレーニングの段階ではそれでよい場合もあるのですが、追求すべきものは自分と、その表現です。何のために何を歌うのですか。
A.体を動くように備え、精神的にはモティベートの部分を高め保つことでしょう。トレーニングの優先順位はありませんが、体、意識に関して高いテンションに維持しておくことはとても重要です。ハリがなくなるということは、それだけ衰退していくことです。…
A.一日のうち、決められた時間帯にやれば、同じ体調での声の比較ができてわかりやすいとは思いますが、自分の生活リズムに合わせてやっていくことです。続けることによって、自分に合う時間帯もわかってくるでしょう。